円山公園

祇園枝垂桜
▲祇園枝垂桜


北には知恩院と、西には八坂神社と、南には高台寺と、東には東山連峰と隣接し、名所や豊かな自然に囲まれた公園です。そのため寺社めぐりの途中に立ち寄る人が数多くいます。約10万平方メートルの敷地に池泉回遊式の日本風庭園をめぐらされ、また多種類の植物が植えられていて、いつきても心が和みます。その他にも野外音楽堂や坂本竜馬・中岡慎太郎の像・碑などがあります。
○円山公園の歴史
円山公園は京都で一番古い公園で明治19年(1886)年に開設され、大正2年(1913)に小川治兵衛により現在の池泉回遊式となっています。
○小川治兵衛
小川治兵衞(屋号 植治)は宝暦年間(1750年代)より作庭を初め、現在に至るまで代々「小川治兵衞」の名前を受け継いでいます。とくに7代目小川治兵衞の作庭は有名で、当公園や古河庭園(東京都)、平安神宮・無隣庵(むりんあん)(左京区)など数多くの名庭を残しています。現在は11代目。
○祇園枝垂桜
円山公園には多くの桜が植えられており、春には花見客が多く訪れます。特に樹齢約70年の祇園枝垂桜が有名です。もう桜の時期は終わってしまいましたが、来年はぜひ見に行ってください。


・円山公園
京都市東山区円山町
市バスなどで「祇園」下車徒歩5分
24時間入場可 無料




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