あじさいについて

集真藍(あずさあい)
昔は集真藍(あずさあい)と書いた。「真藍」(=青い花)が「集」って咲くさまを表したらしい。

アジサイは本来、唐の詩人 白楽天が名付けた別の花で、 平安時代の学者 源順(みなもとのしたごう)が今のアジサイにこの漢字を当てたため誤用が広がった。
白の紫陽花
(会長撮影 in 三室戸寺)
花の色
花の色はピンクなどいろいろある。

花の色は土が酸性アルカリ性かによっても変わる。
具体的には、酸性土壌では青色が強く、アルカリ性土壌では赤色が強くなる。

また花の色は、土によるのではなく遺伝的に決まっているという説もある。

シーボルトとお滝さんとあじさい

アジサイの学名は "Hydrangea Hortensia Otaksa" という。
ドイツでは普通は Hortensia(ホルテンジア)と呼ばれている。
最後の Otaksa という名前はシーボルトの愛人だった「お滝さん」のこと。

江戸時代にオランダ商館の医師として日本に滞在していたシーボルトは28歳のとき17歳のお滝と結婚。
お滝はもともとは良い家柄の生まれだが、親の商売の失敗から家族を助ける為に遊女になった。
シーボルトは勝気で、義侠的な彼女に一目ぼれしたのだった。
しかし、二人の間にうまれ、後に女医の先達となった愛娘 お稲と3人で出島での幸せな暮らしは長くはなかった。
幕府からスパイ容疑をかけられたシーボルトは日本追放となる(シーボルト事件)。
国を返ったシーボルトは、日本から持ち帰ったアジサイにお滝の名前を学者としてつけたのだ。

こうして、あじさいはシーボルトの手によりヨーロッパに渡り、様々な品種改良が加えられ、今も梅雨の頃の日本では、美しい花を咲き誇らせている。
シーボルト
図:シーボルト

アジサイの学名は彼の妻への
愛情がこめられている
あじさいが有名な寺社
京都の寺社であじさいが有名なのは、宇治にある三室戸寺、大原の三千院、伏見の藤森神社です。
このうち前の2つは活動に入っているので、活動に参加して頂いたらそのまま楽しむことができます。
この3寺社は庭園が広いだけでなく、植えられている本数がほんと多いので、きっと感動することでしょう。

三千院は、独特の姿勢をした仏像があったり、大原ののどかな雰囲気が味わえたりとあじさい以外にもいろいろ楽めます。

その他には善峯寺・大豊神社などがあります。
善峯寺は郊外にありアクセスが悪いので注意が必要です。しかし規模は大きいので時間のあるかたはいってみましょう。

(開花状況は「京都市観光文化情報システム/花だより」に のせられているのでそちらをご覧下さい。)



三室戸寺:京阪「三室戸寺」駅より徒歩15分
三千院 :出町柳駅より京都バス16,17「大原」行で30分
藤森神社:京阪「墨染」駅より徒歩10分
善峯寺 :JR「向日町」駅、阪急「東向日」駅より阪急バス66で40分
大豊神社:哲学の道付近 市バス32,100「宮ノ前町」下車徒歩5分
※これは2004年6月12日の活動でおまけとして配られたレジュメを加筆・修正したものです

文責:会長・はっち
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